【うまい唐揚げは冷めてもうまい】【半世紀の秘伝】春秋まるい名物鶏の唐揚げ

当店は昭和５１年（１９７６年）に割烹まるいとして、ほどない距離に本寺小路という歓楽街があるものの、当時新潟県三条市旭町の住宅街ど真ん中に創業しました。

当初は宴席にはオーソドックスな料亭割烹のコースを振る舞っていました。

ある日、創業者・野水博己はそれに疑問を抱きました。

肩を張らずお酒を楽しんでいただきたい、お酒が飲めないお客様にもお料理を愉しんでいただきたい。

当時としては掟破りですが、コース料理に鶏の唐揚げを出しました。

当然地元三条中から批判が起きました。

「料理屋に来て唐揚げかよ！」
「おいしい、もっと食べたい…」
「でもビールには唐揚げが最高のアテだよね」
「持って帰っておかずにしたい」

お客様の声を聞き、創業者は考えました。

今でこそスタンダードな唐揚げですが、今から４０年以上前に勇気を持って割烹のコース料理に鶏の唐揚げを出し続けました。

頑なに、かたくなに。
あれから４０余年。

何度もなんども改良を続け、最後に行き着いたのがこれです。

がっつりニンニクが効いていて、それでいて匂いは残りません。

冷めても美味しい本物の唐揚げをご賞味ください。